親知らずが歯科治療で役に立つこともある

親知らずは、顎が小さい日本人にとっては厄介な歯です。顎が大きければ、他の歯と同じように空いているスペースに生えてきますが、生えてくるスペースが足りないとキレイに生えてこないからです。横向きに生えてきたり、頭だけ出てきたり、と真っ直ぐに生えてくることが少ないです。真っ直ぐに生えていないと、歯磨きが難しくなります。

きちんと磨いたつもりでも、第二臼歯と親知らずの間に食べかすが挟まったままになってしまい、虫歯になることもあります。親知らずに細菌が感染して他の歯や顎にダメージを与えてしまうこともあります。特に妊娠中の女性は歯や歯茎が弱くなり、妊娠中に急に親知らずが痛み出すこともあります。しかも妊娠中は親知らずの抜歯が難しいです。

これだけ見ていると親知らずは歯科治療の敵でしかないように思えますが、歯科治療の味方になってくれるケースもあります。親知らずが生えるスペースがちゃんとあって、真っ直ぐに生えてきた人ならば、歯列の一部として問題なく使えます。また、親知らず意外の歯が虫歯などでダメになってしまったときに、親知らずを移植することも可能です。ブリッジや入れ歯をはめるための土台として使えることもあります。

邪魔な存在でしかない親知らずですが、トラブルなく生えているものに関しては、歯科治療で役に立つこともあるということです。ただし、トラブルの原因となっている場合には、抜歯という選択肢を考えるのが賢明でしょう。

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