歯医者さんでは治療以外に審美ケアもあります。

歯医者さんに行く理由は、虫歯などで歯が痛くなったり以前治療して詰めていた金属が外れたりするときだけだと思ってませんでしょうか。確かに歯医者さんは医療機関のため治療が中心になります。しかし最近では、治療以外でもいろいろなメニューを揃えているところが増えてきました。その1つが審美ケアです。

以前治療して金属を被せているときなど、口をあけて笑ったときに銀歯が見えてしまう。男性ならあまり気にはしないでしょうが、女性には気にしてしまうようで、特に人と接する職業や芸能関係の方などは審美ケアを選択されることが多いです。審美ケアには、前述のように以前入れた銀歯などの補綴物をセラミックや樹脂などの白い素材に変えることで、人工補綴物を目立たなくするケアが多いですが、他にはラミネートベニアと言って、前歯が変色していたり歯と歯の間に隙間がある場合などに使われるケアがあります。歯の表面エナメル質の部分を、生活に支障のない0.3~0.5mm程度薄く削って、その表面に白いセラミックで仕上げた薄い板を張り付けていくケアです。

付け爪のようなものと考えていただければ判りやすいかもしれません。最近ではベニアの強度も質も向上したため、割れや剥がれもし難くなっています。また歯の全体を白くするケアもあります。ホワイトニングというもので、歯を削らず薬剤を使います。

歯医者さんで専用のトレイ(マウスピース)を作り薬剤を入れるのですが、歯医者さんの中で行うオフィスホワイトニングと、ご自宅で行うホームホワイトニングがあります。オフイスホワイトニングは医院に定期的に2~3回程度通い、薬剤を塗った歯に専用のライトを当てて白くしていく方法で、短い時間で歯を白くすることが可能です。ホームホワイトニングは、薬剤を入れたトレイを毎日30分程度装着することを2~3週間繰り返すことでゆっくりと歯を白くする方法です。

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