インプラント治療に興味を持っている方も、多いのではないでしょうか。この治療は人工の歯根を埋め込み、その上から義歯を付けるのが特徴です。通常、歯周病や加齢などで自分の歯を失ってしまった場合、入れ歯を作ります。入れ歯は手軽に作れるという点がメリットですが、がたつきやすく、硬い食べ物が食べ難い、見た目が気になるといったデメリットもあります。
一方のインプラント治療は、歯茎の上に義歯を付けるのではなく、骨の中に人工歯根を埋め込む為、入れ歯のようにがたつくという事はありません。もちろん見た目も自分の歯と変わらないので、入れ歯に不満を持っている方に選ばれている歯科治療です。ですが、あごの骨に人工歯根を埋め込むと聞くと、痛みが相当あるのではないかと不安に思う方も多いでしょう。人工歯根を埋める手術を行う際は、局所麻酔を施してから施術を行うので、痛みを感じるという事はありません。
手術後も痛み止めを処方されるので、虫歯を抜いた時のような痛みしか感じないと言われています。また、手術自体に強い不安を感じるという方の場合は、局所麻酔の他に静脈内鎮静法という、施術を行うケースも多いようです。静脈内鎮静法とは腕に鎮静剤を点滴しながら、半分眠ったような感覚を作り手術を行う方法です。完全に意識が無くなるという事はありませんが、この静脈内鎮静法を行う事で、大幅に不安や緊張を軽減する事ができます。
ですので、不安があるという場合は静脈内鎮静法を行う歯科クリニックでの、インプラント治療を検討してみましょう。