治療だけに留まらない歯科。

夜中になると疼き出すことの多い虫歯、耐え難い痛みに何もかも手に付かなくなることもある歯痛。以前はそんな歯の痛みに関する治療を専門に扱っているのが歯科医師でした。痛みを止めるだけの対症療法で有れば一般の医者でも可能ですが、根本的な治療を施すとなると専門的な知識も必要となり、自ずと歯医者に通う必要が有ったのです。そして、いつ襲ってくるかが判らないのも歯の痛み。

勿論、他の部位の痛みにしても同じことが言えるのですが、歯痛と言うものは根本的な治療を終えていなければ再発する事も多く、一度治まったからといって安心は出来ないものなのです。そのため、夜間診療や休日診療を始める歯科医師は次第に増加し、歯医者の総数もまた、増加の一途を辿っています。こうして増えた歯医者は、最近では治療以外の部分で通い始める患者の数も増えています。怪我や虫歯が原因となって失った歯の代わりに人工の歯を使うことによって、食べる楽しみを取り戻すばかりか、外見的にも以前と同じ表情を取り戻すような治癒だけを目的としていない治療は勿論、歯痛の原因となる歯垢を除去する事による予防歯科、更には他人に好印象を与えることを目的とした、歯のくすみや黄ばみを消し去るホワイトニングのような審美歯科や、不揃いになってしまった歯並びを正しく矯正する矯正歯科まで、歯医者に通う人の目的も次第に様変わりしてきているのです。

このような需要は今後も増え、歯医者は治療のための病院と言うより美容整形と捉えられる時が来るかも知れません。

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